夢とわたしとムサビ通信

21歳。公務員。一人暮らし。武蔵野美術大学通信教育課程で学んでいます。夢は、絵本作家になること。

スクーリング前夜

明日から造形基礎2のスクーリングなのです。お仕事は明日は休みます。造形基礎2のスクーリングは、大阪の会場で受けます。ムサビ通信は、必修の科目や多くの人が受けなければならない重要な科目は、全国の各地で受講できるようです。

この科目は春期、冬期に受けるか夏季に受けるかでは、内容が違うようです。私が今回受けるのは春期に当たります。  

春期、冬期は
「焦がした立方体の木材(1つ)を描く」
夏期は
「焦がした立方体または直方体の木材を描く」
となっています。

春期、冬期はクロッキー用具とデッサン用具、紙、パネルだけ持ってゆけばいいのですが、夏期はそれに加えて絵の具やコンテなど好きな画材、作業着となっています。春期、冬期の方はデッサンを行うことが明記されていますが、夏期の方はスクーリングの内容はスクーリング1日目に説明しますとしか書かれていません。いったい夏期に行くと何をさせられるというのでしょうか…私は本当に春期に受けることができてよかったです。頑張ってきます。

脂肪と筋肉と骨

造形基礎2の課題2。
手のクロッキーとデッサンをしているところです。
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デッサン1点とクロッキー数点を1枚の絵の中に構成するという課題です。サイズはB3サイズ。
構成力も評価対象になります。
左手でポーズをとって、それを見ながら右手で描きます。
おもしろい手のポーズを研究中です。

私の場合、クロッキーの方は筋肉の伸縮や骨格、脂肪のつき方をすごく意識して、肉体感のある手を描こうとするのですが、デッサンはいつも明暗ばかりに気をとられて単調になりがちです。


シワシワだった課題1は無事にシワシワじゃなくなりましたヽ(・∀・)ノ 
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造形基礎2 課題1完成

造形基礎2の課題1ができました!上手くかけてるでしょうか?扱いが雑だったので少し紙がシワシワになっていますが…
カルトンにはさんで一晩寝かせてみます。シワシワのびろー

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髪とかかなり濃く塗りすぎてテカってしまって、写真だと光を反射して実際より白く見えます。

わたしは画用紙のザラザラした質感を消すために、紙の目が潰れるくらいに濃く塗りますが、それをするとやっぱりその部分がテカります。uniがテカりやすく、ステッドラーはまだテカりにくいような気がします。逆に2Hや3Hなどの硬筆は、uniの方が柔らかく使いやすい気がします。鉛筆にもいろいろありますね。
その他にいい鉛筆があったら知りたいです。

課題2は手のクロッキーということで、手軽に取り組めそうです!


写真を見て描くということ

写真を見て描く人がいる。それはもう写真そのままに描く人。とてもリアルでどちらが写真か分からないくらいに描く人が、世の中には結構いっぱいいる。
それがよく分からない。絵にする必要があるのかぜんぜん分からない。そのまま描くなら、それだったら写真で充分じゃんって思っちゃう。
写実的な絵は、本物を見て描くべきだ。本物を見て描くことは、本物に立ち会った人にしかできない。本物に立ち会った人にしか見えないものを描かないと面白くない。
写真の中の自分が、髪がまっすぐだったとしても、服にシワが無かったとしても、肌がつるりとしていたとしても、たまたまその瞬間、そうだっただけ。本物のわたしは、窓から風が入ると前髪がうねるし、笑うと目尻にシワがよって頬が丸く膨れるし、化粧で描きたした眉毛はたまに崩れてまばらになってたり、タンクトップのシワは見る瞬間瞬間によって変化していたりする。そんな動きの中の素材感をすべて一枚に納めることは、写真にはできない。写真は、その瞬間しか納めることができない。でも、本物を見て描く絵は違う。まっすぐだけどよく見ると今にもうねりそうな髪、角度を変えて見るとむっちりつまっている感じがする頬、時間によって変わる眉や服の形、そういう様々な瞬間を汲み取ることができる。
指導書にはまるで写真をそのまま描いたようなデッサンが参考作品としてのっている。教科書にはそんなデッサンはひとつも見つからないのに。おかしいな。

描き始めて5時間。やっとあらかた全体の陰影がついたとこ。あと10時間。まだまだこれからだー
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造形基礎1

長らくブログをほったらかしていました(>_<)仕事が繁忙期だったこともあり、なかなか課題が進んでいませんが、元気です!
明日造形基礎1-1、1-2、1-3、1-4、1-5を発送するので、その前に急ぎ気味に紹介しておきます。


まずは1-1!
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部屋が狭すぎて全体が撮れないどーん。
模造紙2枚を貼り合わせてドローイングです。
体のストレッチだと思ってやりんさいって、指導書に書いてありました。

そして1-2
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模造紙1枚にドローイングして、気に入ったシーンをB3サイズに切り出す課題。切り出した後の枠と、切り出したB3の作品と、なぜその部分を切り出したかをまとめた400字の作文を提出します。確か、もっとも気に入った線が入ってるから、暗い色の線と明るい色の線対立しているようで物語を感じられるから、みたいなことを書いたかな?

そして1-3
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これは音楽を聴きながら左から右へドローイングしてゆく課題です。模造紙を縦に3分割して繋ぎ合わせて描きます。もう超長い!部屋の端から端まででようやく全部伸ばして置けるくらい。これはその一部分です。私は情熱大陸を聞きながらやりました。画材はいろいろ試しましたが、鉛筆に落ち着きました♪


これは1-4
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行ったことのある場所の記憶を元にB3サイズの紙にドローイングする課題。私は先日訪れた大阪万博公園をイメージして描きました。
昔住んでいた家などを思い浮かべながら描いたりもしたけど、そういう場所は想いが複雑すぎてひとつの画面にまとめるのは難しいです。万博公園は一貫した芸術性があって、とてもスムーズにドローイングできました。やっぱり芸術パワーはすばらしい!これも400字の作文が要ります。私は万博公園の文化的創造物と自生する自然が織りなす芸術性などについて書きました。

そして最後に1-5!
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B3サイズのデカルコマニーを作って、それをよく見ていると何かに見えてくるので、見えたものを描き込みましょうという課題。私はいろいろなものが見えすぎたような。ちなみにデカルコマニーという言葉がピンとこない人のために説明すると、紙に適当に絵の具を垂らして半分に折りたたんで広げると左右対称の模様ができて面白い!ってやつがデカルコマニーです。幼稚園の頃にやったよねー。

一気に書くとすごく省略してしまう…
やっぱりまめにブログ書かなきゃなあ。
頑張ります。

造形基礎1、いい点とれるといいな。