美術解剖学 課題2
勢いのあるうちに美術解剖学の課題2の紹介をします。
あんまり近くで見ないで(笑)
紙がぐちゃぐちゃでごめんなさい:(´◦ω◦`):
この課題をする場合は、全裸で全身が写っていて写実的なものを使用するのがおすすめです!課題では写実的ではない作品の使用も禁じてはいないですが、人体に関する知識が相当ある人でないとそういう作品で取り組むのは難しいと思いました。全身の作品が結構多いミケランジェロは結構おすすめです♪
ちなみに私のがんばりポイント(笑)
筋肉図の顔です。死の生の瀬戸際で苦しむ切ない表情を現したつもり。死にたくない!でもいっそ死んでしまった方が楽かもしれない…というかもう死にそう…みたいな気持ちが表情から伝わってきました(語彙力無すぎてごめんなさい…)。身体は鍛え抜かれていて大胆なポーズだったので、大胆なタッチで描き、顔は反対に繊細なタッチで描いて切なさを表現するよう意識してみました。
そしてがんばりポイントもういっこ!
肋骨!これは単純に精確に描くのが難しくて苦労しました。この肋骨は単純に真正面を向いてくれてはおらず、背骨をやや後ろに反り返らせ、やや左斜め上に向いているのです。これを描くのにものすごい時間を費やしてしまいました。微妙な角度は難しい:(´◦ω◦`):
がんばりの甲斐あって評価はAでしたが…
コメントはちょっと厳しめでした。正確さばかりに重きを置いたわけじゃなかったんだけどなぁ…。余白に文章を書いて良いことになっていたので、しっかりと私の思いを書いたらよかったかなと思います。
人体を完全に理解しているからこそ表現できる力強さ、か弱さ。人体を完全に理解しているからこそできる誇張、省略、腕曲。そういうものを描き出すための学問が美術解剖学だと思います。表情を持った肉体を表現する、生きた肉体を表現する学問です。ですから、なんの表情も持たない死体を対象とした医学的解剖学とは正反対なのです。だから私はミケランジェロの「瀕死の奴隷」を選びました。死が目前に迫ってなお生きることに執着する肉体を見事に表した作品だと感じました。「生」を強く感じられる作品でした。「生きてる感!」がすごかったのです(笑)今思えばそんなことも片隅に記しておけば先生にも気持ちが伝わったかも…。ちょっと悔いの残る結果でした。
ちなみに美術解剖学の教科書はあまり親切じゃありません。参考にならないことはないですが、この教科書だけを使ってこの課題をこなすのは難しいと思います。私のおすすめは、「やさしい美術解剖学」という本です。どの身体の部位もとても丁寧にさまざまな角度から描かれていて、すごくわかりやすいですよ♪